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普段よく目にするダンボールは、リサイクルという目線から見直してみると日本の原紙の古紙率はほぼ100%と言っていい素晴らしい状況だと言うことに気付きます。
そもそもダンボールとは、表と裏にライナーと呼ぶ強靭な板紙を使用し、真中に波形に成型した中芯という板紙を貼り合わせた厚みのある構造になっているものです。
その製法や特性は意外と知られていないことが多く、例えば型抜きタイプと呼ばれるものは、木型を作って打ち抜き機で型抜きするようなものもあるのです。
また、難しい計算式を使えばいわゆる強度計算をすることでもでき、湿度が1%上がると強度は10%落ちるなどといった特有の性質もあるのです。
種類にいたっても、1.5mmととても薄いE/Fなどもあり、安価にするためにE/FをB/Fに変更するということも行われているそうです。
箱としての用途が多く、みかんの箱や、引越しの際に使用する箱などが、最もスタンダードなタイプとなり、一般家庭まで浸透しています。
そんなダンボールのリサイクルには、既存のリサイクル機構が有効に機能しており、工場、量販店、小売店等から排出されるものは直接回収が行われ、また家庭から排出されるものは新聞・雑誌とともに資源回収が行われており、その回収率は既に90%を超えているのです。
このようにダンボールは、ほとんどが古紙回収業者などを通じて回収され、そして何度もリサイクルされてまたダンボールに生まれ変わるのです。
良いこと尽くめでリサイクルの先駆者とも呼べる存在ですが、いろいろと課題もあるようで、接着剤が使用されていることや,プラスチックがラミネートされているような場合,これらを取り除くのにコストがかかってしまうそうです。
近年、容器包装リサイクル法の施行に伴い、ダンボールをリサイクルするためにダンボールリサイクル協議会が設立され、容リ法の特定事業者と指定事業者が中心となり、活動しています。
それらの世の中の動きにあわせて、例えば引越業界ではすでに引越しで使ったものを再度使うことでダンボール代が無料になるといったサービスも開始されており、今後のリサイクルの活性化が期待されます。
回収して、再生紙にしてまたダンボールにするといったこの言わば『リサイクルの王様』は、これからはもっと活発に利用されていくでしょう。
このサイトでは、今、注目を浴びるダンボールリサイクルの最前線をご紹介していきます。
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